さよなら部活動
いきなりですが、部活動を担当されていますか?
何かしら担当されている方、部活動は楽しいですか?
私は、最近正直楽しくはないです。
これは一般的にみたら、良くない考えだと思いますが、素直な気持ちです。
だって、自分がやってきたものでもないことを管理かつ指導するんですよ!
無理ゲー感が半端ないです。
ただ、教員になるくらいの人は子どものため、自己犠牲しつつ、頑張っています。本当に尊敬します。
けど、私はそんなことできませんし、これからもやるつもりはありません。
そこを頑張り、結果を出せるだけ費やした時間と比べ、得られる利益、メリットは少ないと考えるからです。
いやいや、かけがえのない時間だし、子どもの成長が1番!って声が聞こえてきそうです。
でも、本当に子どものためなんでしょうか?
私はそうではないと思っています。だから、メリットも少ないと考えます。
そりゃただだらだらしている子よりは部活動をテキパキやっている方がマシだとは思います。
けど、それが“ベスト”なのかという話です。
私は自分の経験からもそう感じているし、他の人や現在関わっている子達を見ても感じます。
つまり、何が言いたいかというと、今の部活動は“子どもにとっても、大人にとってもベストな活動とはいえない”ということです。
部活動に熱を入れすぎて、授業がスカスカになってしまう人はよくみますが、やってもいない競技の監督で精神を病む人、自分の時間がないままに一日、1年が終わってしまう人などそこそこみてきました。
けど、部活動を一生懸命にやっている風でないと、他の教員からは受けが悪いのです。
まあ、私もやってんだから、お前もやれよ的な感じで互いに首の締め合いをしているのでしょう笑
また、子どもにとっては軍人のように挨拶や人との接し方について躾けられる機会にもなりますが、何せ拘束時間が長いですから、子どもにとっては他のことにかける時間がなくなる可能性が高くなります。
昔のようにロールモデルがあり、その通り進めば、安泰コースの世の中なら別にいいかもしれませんが、今現在やこれからはそうではないですよね。
もっと自分で考えて、自分で行動しないといけなくなります。
現状の部活動では、子どもが自分で考えて何かやっていくことは少ないと思います。
多いのは昔からの指導者のトップダウン式でしょう。 ※特に公立
でも社会に出てからは、自分で考えろ、行動しろとつけ離されてしまうのです。
あまりにかわいそうだなとしみじみ思います。
だって、先生の言う通りに頑張って、一度しかない人生の時間を削ってきたのに。
社会に出て使うスキルはまた別のスキル、、、、
授業でつけてあげればいいじゃないですか、部活動で育んでたスキルや力。
お前はできんのか!って声が聞こえてきそうですが、私は今そうするにはどうすべきか考え中です。
この間、ブログでも紹介した子ども主体の授業も考えの中の一つにあったので実践しました。
もちろん課題はたくさん残りましたけどね!
でも挑戦しなければいけないし、これから世の中が変わっていくのと同時に教育界も変わるべきだと思います。
今はもうガラパゴス島みたいになっていますから。